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2008年04月21日

川瀬巴水という版画家

テレビを見ていて川瀬巴水という版画家知った。
この人の版画を一目見て私は好きになった。
特に後期の風景版画には魅了されてしまう。
彼の作品には、今は見られなくなった日本の原風景があり、言葉にはしにくい郷愁を感じさせる。
私は特に彼の描く夕暮れや夜の風景が好きで、それらの作品の中に使われている蒼色と紗をかけたような画質が好きだ。
広重や北斎の技法を確実に継承しつつ、彼の作品の持つその雰囲気は、そこはかとない静寂と旅情を感じさせる。また、光と陰のコントラストのある作品は、いつか見たような懐かしさをその風景の中に閉じこめている。
彼は1923年関東大震災で被災したため、それ以前の作品は版木がないそうだが 、その後のものについては版木が現存するため本物が2~3万で購入出来るらしい。

彼の作品は末尾のサイトで見ることが出来る。



<参考>
『川瀬巴水
1883年(明治16年)、東京の生まれ。
1918年(大正7年)、風景画家として世に出る。以後、数多くの木版画を発表。
1957年(昭和32)11月7日、没。享年74歳。
川瀬 巴水(かわせ はすい、1883年5月18日 - 1957年11月7日)は、大正・昭和期の版画家。

衰退した日本の浮世絵版画を復興すべく吉田博(1876-1950)らとともに新しい浮世絵版画である新版画を確立した人物として知られる。近代風景版画の第一人者であり、日本各地を旅行し旅先で写生した絵を原画とした版画作品を数多く発表、日本的な美しい風景を叙情豊かに表現し「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと呼ばれる。アメリカの鑑定家ロバート・ミューラーの紹介によって欧米で広く知られ、国内よりもむしろ海外での評価が高く、浮世絵師葛飾北斎・歌川広重等と並び称される程の人気がある。
仮名垣魯文は伯父に当たる。』

http://www.hangasw.com/sinhanga/index.html
http://www.hanga.com/gallery.cfm?start=1&ID=2  

Posted by kaze1 at 18:22Comments(0)TrackBack(0)美術
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